- 一人一人の生理的特質や生活のリズムを把握して、体重の増加に注意しながら授乳、離乳、幼児前期食など食生活を充実していく。また、排泄、睡眠、清潔などの良い習慣をつけていく。
- 抱きしめたり、愛撫したり優しく言葉をかけたりして情緒の安定を図る。
- 一人一人の気質をよく理解して受け止めながら、問題の行動をなおしたり、明るさをひきだしたり、良いパーソナリティを伸ばしていく。
- 安全で衛生的な環境を整え、運動(座る、はう、立つ)、感覚(握る、持つなどの)機能の発達を助ける。
- 気持ちのよい状態で喃語をひきだしたり、音声を模倣させたり、意味づけて言葉の基礎を育てる。
- 子どもの要求をよく聞き取り、言葉による交流を豊かにして、言葉を増やしていく。(喃語の受容、表情や動作を言葉に置き替えて返す)
- 遊びの環境や玩具を整備して、一人遊びの場を保証し、十分楽しませる。
- 肯定的に受け止め受容することが大切であるが、人の命にかかわることや、事故につながること、人の迷惑になることはきちんと説明し、けじめのついた躾をすることが大切である。
- 一度に守らせようとせず、何度も繰り返し、繰り返し根気よく、感情的にならず、躾ることが肝要である。また、素直になれたときは、しっかりとほめ、認めてあげることも忘れてはならない。
- 1歳児でめざめた自我が更にはっきりしてきて、子どもとのかかわりが大変難しい時期である。こうした反抗期は主体性が順調に発達している表れだと喜ばしくとらえ、性格的な個性もはっきりしてくるので、それぞれの行動傾向を受け止め(のんびり、せっかち)自主性を尊重するかかわりをしていくことがポイントである。言葉の習熟を図る。
- 友達への関心を持つが、係わり方が分からずにトラブルが多くなる。友達関係を大切に育てて、集団づくりの基礎を築いていくようにする。
- 感受性が鋭く感情が分化する時なので美しいもの、楽しいものをふんだんに与えたり、驚きや感動体験をさせ、言葉やさまざまな活動で表現できるよう総合的な取り組みが必要である。
(絵本、紙芝居、ビデオ、音楽、絵)
- 基本的な生活の仕方が分かり園生活の流れに沿って自分からしようとする。
- 集団のきまりや、約束を知り守ることが出来るようになる。
- 保育士や友達を親しみ、ふれあいながら安心してしたい遊びに取り組む。
- 自分の要求や感じたことを言葉や表現で相手に伝える。
- 全身を使う遊びに興味を持ち友達とふれあいながら運動を楽しむ。(スポーツ教室)
- 音楽に合わせて体をリズミカルに動かしたり、身体表現を楽しむ。(リトミック)
- リズム楽器で音遊びをしたり、劇遊びを楽しむ。(音楽発表会・言語発表会)
- いろいろな材料や用具で描いたり作ったりする楽しさを味わう。(作品展・お買い物ごっこ)
- 園生活に慣れ、喜んで活動に取り組む。
- 日常生活に必要な良い習慣や態度を身につける。
- 全身を動かして遊ぶ楽しさを味わい、保育士や友達とのかかわりを深める。
- 経験を通して、生活に必要な言葉を身につける。
- 集団のきまりや約束を守る。
- 見たこと感じたことをいろいろな方法で表現することを楽しむ。
- 友達と触れ合うことの楽しさを味わう。
- 身近な自然に触れ、それらに興味をもって見たり考えたりして遊ぶ。
- 園生活を楽しみ、いろいろな遊びを活発に行うとともに、基本的な生活習慣や態度を身につける。
- 人とのかかわりの中で社会における必要な態度を身につけ主体的に行動し充実感を味わう。
- 生活の中で言葉を使って表現する意欲や態度を育て伝え合う喜びを味わう。
- 自然や身近な事象に興味や感心を持ち、豊かな心情や知的好奇心、探究心を高める。経験を通して、生活に必要な言葉を身につける。
- 年少児の世話をし、親しみやいたわりの気持ちを持つ。
- 様々な表現を楽しみ、意欲的、創造的に遊びや仕事に取り組み豊かな感性を養う。